*

動かない理由を考えるより、失敗した数を誇ろう ~零細企業にありがちな悩みごと

グランドサークル岩松さんによるタイムマネージメント講座に参加してきました。

座学ではなく、大きな模造紙に付箋をぺたぺたと貼り付けていく作業を繰り返して自分の仕事を俯瞰。白に色が着いてくると、その順序を入れ替えてみたり、もっと時間を費やすべきポイントが見えてきて、わかっているつもりのことでも実践出来ていないことが数多くあるのを発見出来ます。書き出す時間は、懸念も含めて全てを吐き出す自分と向き合う時間。もしかすると、これは登山や写経にも似たような効果があるのかもしれません。「自分」という経営者がやるだけではなく、「自分たち」というチームでこの作業を行えば、仕事は作業でも義務でもなく、創り出していくものであるということに気付けるのでしょうね。

零細企業にありがちな悩みごと

前川企画印刷の経営課題の一つ、それは零細企業にありがちな、社長が会社の顔になってしまっているということ。発信を止めれば収入が途絶えてしまうかもしれず、一方で、自分だけが発信を続けていれば、メンバーはいつまでも自らの声を発することがなく失敗の橋を渡ることが出来ません。想定の範囲内で失敗を積み上げていくことが組織力を強くするのだとすれば、自分はもっと、黒子になる勇気を持つべきなのかもしれません。

同じ参加者のIさんから、こんなアドバイスをいただきました。

プレイングマネージャーからの脱却を図るためには、筋肉痛が筋肉になるということを覚悟しなければ。
痛みに耐えた先に、組織の成長があるんですよ。

まさに、です。

日々の仕事のプロセス、結果、成果物。
それらを表現して伝えていくことが、また、次のプロセスに繋がっていくということ。そのためには、まず、ひとつひとつの仕事に工夫と提案を付け加え、時間を捻出したところでそれを広く伝えていく作業も仕事であると捉えるべき。これは今後、しっかり共有していきたいなぁと思います。

失敗も財産。つまり、後ろ向きな失敗は存在しません

発信を継続したところに、ひとと繋がっていく景色があるのだということを認識出来れば。この会社は、きっと、もっと、強くなれるのだろうな、と思います。強くならなくてはいけないのだな、と思います。





↑成人式や卒業式、入学式に似合う髪飾り特集はこちら
(コトバノ監修/【ギフトにも最適、桐箱付】)




関連記事

no image

アドレス帳のなかで見つける価値 ― 与えるということ。

誰でも応援したくなるような人には共通して、教科書も計算機もなく、自分の身近な人がこうなってほしいとい

記事を読む

no image

二冊目の本は二倍の効用にならない ― 限界効用理論。

ビールは1杯目がうまい! けれども、2杯目3杯目と続くと、最初と同じくらいの美味しさは得られなくな

記事を読む

どうして情熱大陸はひとを惹き付けるのか ~ブログやメルマガで発信するのは情報だけ?

そこに飛び込まずにいて、そこを論じてしまうから「お高くとまっているお前に何がわかるねん」という反論を

記事を読む

ブランディングとは、トイレの前にお店を作ることだ ~差別化にはギャップを利用する

中小企業家同友会の集まりに参加、ブランディングとは何か、その取り組みについて議論をしてきました。

記事を読む

特長と特徴の違い、使い分けについて ~差別化のためにしてはいけないこと

「特徴」という漢字は書くのが面倒なので「特長」と書くようにしているという友人がいましたが、この特徴と

記事を読む

no image

スーパーで見つけてほしい、「2,3の法則」。

スーパーでラップに包まれて売っている魚。 よーく見てみると、「2匹」でパックされているものと「

記事を読む

no image

駅のホームで領収証を破り捨てることに決めた ― 本気には動詞の伴うものだから。

経営者が経営者の話を聞くと、どんな話も素晴らしいものに思えてしまって危険なので、自分はいつも、経営者

記事を読む

no image

自分というアクセルにブレーキを見つけられたリーダーにこそ

経営者は「覚悟」という言葉が大好きです。 守らなければいけないものがたくさん。 い

記事を読む

no image

【問題】ある回転寿司屋さんから届いたDMハガキの謎【考えてね】

今日は、問題をひとつ。 ある回転寿司屋さんは、これまで、アンケートにお答えいただいたお客様に定

記事を読む

「遺憾に思う」「遺憾の意」に謝罪の意味は含まれていない?

「ありがとう」と「ごめんなさい」という言葉を素直に言える人って素敵ですよね。謝る状況になっているとい

記事を読む

Google

「目を皿のようにして探す」とは、目をどんな形にして探しているのでしょうか? 「目を皿のように」の意味と誤用と

「目を皿のようにして探す」という表現があります。何かを探していることは

「了解しました」は失礼だから「承知しました」という表現を使うのがビジネスマナーだと習いました。本当ですか?

ビジネスマナーの教室や本では「了解しました」という言葉は、上司や先輩な

駅のホームの列車接近案内放送「危険ですから」と「危ないですから」、正しい使い方はどっち?

駅のホームで列車がやってくるのを待っていると、「まもなく列車がまいりま

「遊興費」の正しい読み方について ~「ゆうこうひ」か「ゆうきょうひ」か、誤読に注意!

家計簿をつけたり経理をしたりしていると「遊興費」という言葉が出てきます

「語るに落ちる」の誤用と意味と ~「語るほど価値のない人間だ」という誤った意味で理解していませんか?

「語るに落ちる」という言葉があります。「彼は悪いことばかりをして、もは

→もっと見る

  • 西端 康孝 / コピーライター・歌人・川柳家

    コトバノを運営している神戸のコピーライター西端です。川柳や短歌で日常を綴る短歌と川柳とマカロニとというブログや徒然に毎日を表現する川柳をこよなく愛する明石のタコというブログもやっていますので、良かったら遊びにきてください。書いたり取材したり講演の仕事も承っています。

    路傍という写真に言葉遊びを散りばめたiPhoneアプリもリリースしました。また、こういうiPhoneアプリを出して世に自身の創作を広めていきたいという方のお手伝いもしていますので興味があればこちらの記事をお読みください。
  • follow us in feedly
  • 画面の美しいtwitterクライアント。フリック操作で簡単にリストや特定ユーザーを切り替えることができるので、様々な情報に気軽にアクセスしたい方にオススメ。西端も利用しています。
  • カタカナ語の充実はもちろん、ビジネスや資格試験対策にも対応した幅広い収録語数。アニメーションによる筆順機能はお子さんをお持ちの方に特にオススメです。
  • 言葉の仕事をするとき、このブログを更新するときに欠かせないアプリになりました。
  • 言葉の繰り返しを防ぐだけでも、洗練された印象の文章になりますね。
  • コトバノの執筆者である西端がフォト詩集をiPhoneアプリで出しました。知識ではなく、感性に訴えかける写真と言葉たち。もし良かったら、もし良かったら…
PAGE TOP ↑