*

気が置けない相手はどんな人? ~気の許せない相手との違い

気が置けないという表現も、本来の意味から間違って使われていることが多いような気がします。

・彼は嘘つきだから、気が置けない人だ
・気難しいところがあって、どうも彼女は気の置けない人ですね

どうやら気が置けないには「ない」という否定語が入っているため、このように、「気の許せない」という意味で「気が置けない」という言葉を使ってしまっていることが多いようです。

気が置けない相手とはどんな人のことなのか?

friend

上記の誤用とは全く逆の意味を持つのが「気が置けない」という表現なのです。

「気が置けない相手」とは緊張する必要のない打ち解けた相手のこと

「彼とは何でも話すことが出来て、気が置けない間柄なんだ」というのが正しい使い方になるんですね。文脈によっては、180度異なる人物像として伝わってしまうこの「気が置けない」という表現ですので、十分注意して使いたいところ。「気が置けない」と「気を許せない」は対になる表現として覚えておくといいですね。

願わくは、自分も。

気の置けない相手として、友人から評価されていたいものです。
どうなんだろうな~・・・。





↑成人式や卒業式、入学式に似合う髪飾り特集はこちら
(コトバノ監修/【ギフトにも最適、桐箱付】)




関連記事

どっちが正解?「笑顔がこぼれる」と「笑みがこぼれる」 ~「笑」と「咲」の漢字の由来

チーム一丸となって勝ち抜いた。さて、その優勝の喜びにこぼれるのは「笑顔」でしょうか「笑み」でしょうか

記事を読む

謹賀新年の意味 ~「賀正」「迎春」の漢字一文字や二文字の年賀状は目上の人に使ってはいけない

印刷した年賀状を送る代わりにメールで新年の挨拶を済ませる方も増えてきました。 手段は変

記事を読む

no image

過去に指をさして語るよりも、未来に寡黙に取り組む。

誰だって、評論家や解説者になることは出来るんですよね。 つい言ってしまいたくなる場面でぐっと堪えて

記事を読む

自己啓発本ブームに殺されないために「使ってもいい」自分を許す言葉

「起こることには意味がある」 「すべてのことは自分に原因がある」 などなど。

記事を読む

no image

その文章、相手の想像力に委ねていますか?

強いサッカーチームは、味方たちを信じて、フォワードは前線に残ったままであるといいます。 言葉の世界

記事を読む

カタカナを日本語にするだけで得られるコミュニケーションの効果

iPhoneの無料アプリ「サラリーマン川柳」で想像力のトレーニングをする!では上手な文章は引き算にな

記事を読む

「~しづらい」と「~しにくい」の意味の違いと使い分け ~入りづらいと入りにくいの違い

以前、敷居が高いという言葉は誤用されることが多いという話をしました。 たとえば「帰るのが午前様

記事を読む

「選挙が終わって、悲喜こもごもの各選挙事務所」という表現は間違い!

投票![/caption] 投票を終えてもらう投票済証明用紙。明石では「明るい選挙推進協会」

記事を読む

「黄昏れる」の本来の意味とは ~夕陽の美しい島根県立美術館の閉館時間、ご存知でした?

夕暮れ時、海岸。物思いな顔をした友人に「何を黄昏れてるのー?」なんて話しかけたこともあるのではないで

記事を読む

no image

【気付きの法則】誰でも知っているようなことが、まだ見ぬお客様に届いた日。

JRの車内広告で、こんなものを見つけました。 制汗剤というと、夏のイメージ。 冬の売れ行きを

記事を読む

Google

「目を皿のようにして探す」とは、目をどんな形にして探しているのでしょうか? 「目を皿のように」の意味と誤用と

「目を皿のようにして探す」という表現があります。何かを探していることは

「了解しました」は失礼だから「承知しました」という表現を使うのがビジネスマナーだと習いました。本当ですか?

ビジネスマナーの教室や本では「了解しました」という言葉は、上司や先輩な

駅のホームの列車接近案内放送「危険ですから」と「危ないですから」、正しい使い方はどっち?

駅のホームで列車がやってくるのを待っていると、「まもなく列車がまいりま

「遊興費」の正しい読み方について ~「ゆうこうひ」か「ゆうきょうひ」か、誤読に注意!

家計簿をつけたり経理をしたりしていると「遊興費」という言葉が出てきます

「語るに落ちる」の誤用と意味と ~「語るほど価値のない人間だ」という誤った意味で理解していませんか?

「語るに落ちる」という言葉があります。「彼は悪いことばかりをして、もは

→もっと見る

  • 西端 康孝 / コピーライター・歌人・川柳家

    コトバノを運営している神戸のコピーライター西端です。川柳や短歌で日常を綴る短歌と川柳とマカロニとというブログや徒然に毎日を表現する川柳をこよなく愛する明石のタコというブログもやっていますので、良かったら遊びにきてください。書いたり取材したり講演の仕事も承っています。

    路傍という写真に言葉遊びを散りばめたiPhoneアプリもリリースしました。また、こういうiPhoneアプリを出して世に自身の創作を広めていきたいという方のお手伝いもしていますので興味があればこちらの記事をお読みください。
  • follow us in feedly
  • 画面の美しいtwitterクライアント。フリック操作で簡単にリストや特定ユーザーを切り替えることができるので、様々な情報に気軽にアクセスしたい方にオススメ。西端も利用しています。
  • カタカナ語の充実はもちろん、ビジネスや資格試験対策にも対応した幅広い収録語数。アニメーションによる筆順機能はお子さんをお持ちの方に特にオススメです。
  • 言葉の仕事をするとき、このブログを更新するときに欠かせないアプリになりました。
  • 言葉の繰り返しを防ぐだけでも、洗練された印象の文章になりますね。
  • コトバノの執筆者である西端がフォト詩集をiPhoneアプリで出しました。知識ではなく、感性に訴えかける写真と言葉たち。もし良かったら、もし良かったら…
PAGE TOP ↑