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「おもむろに」の正しい意味は、変換すればすぐにわかる!

おもむろに!

おもむろに!

▼彼はおもむろにキーボードを取り出しては、昔つくった曲を奏でてみせた!

//www.youtube.com/watch?v=YX7eepgZs9Q

このように「思いがけず突然に」という意味で「おもむろに」という表現が使われることがあります。これも実は間違い。

「本当の意味はこうですよ」「こんな風に間違ったらダメですよ」だけでは寂しいので、今日は高校生のときに作った曲を披露してみました。本文とまったく関係のないことで遊んでみるあたり。どうぞよろしくお付き合いくださいませm(__)m

「おもむろに」の意味は変換すれば一発でわかる!

「突然に」という意味で誤用されることの多い「おもむろに」。この言葉の正しい意味は、変換してみれば一発でわかるでしょう。

「おもむろに」は「徐に」と書く
落ち着いてゆっくりと行動する様子

「おもむろに」は漢字で「徐に」と書きます。徐行運転の「徐」なので「ゆっくりと」という意味。平仮名で書かれることが多いので、その本来の意味を忘れてしまいがちですが、思い出すためのきっかけとして、どうぞ「おもむろに」お手元のパソコンやiPhoneなどで変換を試してみてくださいね。

「やおら」の意味も知っておこう

「やおら」も「徐ら」と書く
静かにゆっくりと動作する様子

この「やおら」という表現もよく見かけますね。「彼はやおら立ち上がったかと思うと、出口へ急いだ」という使い方。やはり「おもむろに」の誤用と同じく「急に」というニュアンスがあるように思いますが、これも間違い。「おもむろに」と「やおら」はその動作がゆっくりとした様子を表しています。

文化庁 | 文化庁月報 | 連載 「言葉のQ&A」
意味 …

文化庁によると、「やおら」の誤用は40代以下で顕著なのだとか。今はまだ「おもむろに」「やおら」を「急に、突然に」というニュアンスで使うことは誤用であるとされていますが、いずれこれらも許容される言葉になっていくのかもしれませんね。


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  • 西端 康孝 / コピーライター・歌人・川柳家

    コトバノを運営している神戸のコピーライター西端です。川柳や短歌で日常を綴る短歌と川柳とマカロニとというブログや徒然に毎日を表現する川柳をこよなく愛する明石のタコというブログもやっていますので、良かったら遊びにきてください。書いたり取材したり講演の仕事も承っています。
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