*

「弱冠18歳にして金メダルを受賞」という表現が間違いである理由 ~なぜ金メダルは純金ではないのか

折り鶴

折り紙の「金紙」「銀紙」は勿体なくて、それで何かを作ったという記憶がほとんどありません。好みの問題もあるのでしょうが、どの紙を使うのか、観察すると性格が出てくるのかもしれませんね。僕は肌色やピンクから使うことが多かったような気がします。

金属

それにしても折り紙の金って、半紙にオレンジ色のアルミニウムを貼り付けただけのものだったのですね。

弱冠という言葉の誤用に注意!

弱冠18歳にして金メダルを受賞!という表現を見かけますが、この「若くして」のニュアンスで伝える「弱冠」という言葉は誤用されることが多く注意が必要です。

昔の中国では男性が20歳になることを「弱」といった
元服して「冠」をかぶることから「弱冠」という言葉がおこった
弱冠は二十歳の男子のみに使うのが本来

由来から考えると「弱冠16歳」「弱冠25歳」という二十歳以外のときに「若いのにがんばったー!」という意味合いで使うのは間違いであることがわかります。また、弱冠という言葉を女性に使うことも本来は間違いであることがわかりますね。

年が若いという意味で弱冠が使われるようになり女性にも使われることが多くなってきて、この言葉も誤用例が一般化しつつあるといえますが、由来を知っておくと思わぬ誤解に繋がることはなくなりそうです。

なぜ金メダルは純金ではないのか

90%以上を「銀」で作り、それを金メッキしたものが金メダル。メダルは開催国が用意するのでその国によって不公平にならないように・経済的な負担が大きくならないようにというのがその理由なのだとか。この基準はオリンピック憲章に定められているのだそうです。


▼関連の深いこちらの記事もどうぞ▼

関連記事

suiren

「往生」という言葉の使い方には注意が必要! ~「往生」と「他界」の意味の違いと誤用、使い分けを知っておこう

以前「ご冥福をお祈りします」という言葉は安易に使ってはいけないという記事を書きましたが、人が亡くなる

記事を読む

カタカナを日本語にするだけで得られるコミュニケーションの効果

iPhoneの無料アプリ「サラリーマン川柳」で想像力のトレーニングをする!では上手な文章は引き算にな

記事を読む

「活を入れる」か「喝を入れる」か ~入るのは活、出すのは喝!

京都南禅寺![/caption] 日曜日の朝の旋律。 サンデーモーニングという番組に流

記事を読む

なぜ「情けは人のためならず」は正しく使われるようになった? ~反対の意味になる諺は何?

「情けは人のためならず」の正しい意味はひとに対して情けをかけていけば、まわりまわって、自分に戻ってく

記事を読む

「大地震」「大震災」「大災害」 ~正しい読み方は「おおじしん」か「だいじしん」か?

「阪神淡路大震災」という表記の仕方だと、「大阪~神戸~淡路島」の被害が甚大で、明石は被害がなかったよ

記事を読む

続柄の正しい読み方は? ~叔父と伯父、叔母と伯母の違いについて

犬も家族![/caption] 阪神淡路大震災後、神戸では「ペットのしつけ」への意識が高まり

記事を読む

jisyo

辞書だって変化する! 「敷居が高い=高級そうで入りにくい=誤用」の意味が広辞苑第七版では改められた!

以前、「敷居が高い=不義理があってその人の家に行きにくい」が正しい意味で、「敷居が高い=高級そうでそ

記事を読む

「押っ取り刀(おっとりがたな)で駆けつける」の誤用と正しい意味と ~おっとりしてません!

「押っ取り刀(おっとりがたな)で駆けつける」という表現を「ゆっくり落ち着いて行く」という意味で考えて

記事を読む

calendar

「抱負」と「目標」の意味の違いと使い分けは何? 「抱負」にはなぜ「負」という字があるのか?

新年にあたって抱負を語る、今年の目標を決めるという風に「はじまり」のときに使われることの多いこの「抱

記事を読む

「雨模様」の本来の意味と読み方は? ~走り梅雨、梅雨雲、送り梅雨という言葉の意味と

雨は様々な歌に詠まれ、季節や情景、ときには心情を伝えるときの比喩表現としても多く用いられてきました。

記事を読む

Google


▼よく読まれている記事▼


  • 西端 康孝 / コピーライター・歌人・川柳家

    コトバノを運営している神戸のコピーライター西端です。川柳や短歌で日常を綴る短歌と川柳とマカロニとというブログや徒然に毎日を表現する川柳をこよなく愛する明石のタコというブログもやっていますので、良かったら遊びにきてください。書いたり取材したり講演の仕事も承っています。
PAGE TOP ↑