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他を蔑むことが差別化なのだとすれば。

自分の父も商売人でした。

決して他のお店や、誰か他の人の悪口を言うこともありませんでした。自分のお店に来ていただいたお客様に楽しんでもらうことだけを想い、商品やディスプレイを一生懸命考えていました。足を運んでくれたお客さんは「楽しいね」と言ってくれました。そして、お金を払いながら「ありがとう」と言ってくださいました。

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自分たちを選んでいただきたいのは本音。
でも、わざわざ他を蔑んでまで、自分たちの地位を相対的に押し上げようという考え方は好みません

「あの会社、こんなんですよー。その点、うちはこんな感じでしっかりやらせてもらいます!」

寂しいひと言です。
僕たちは「**ということで、実績のある会社だと聞いていますよ。さすが、素敵な選び方をされていますね」と、お客様の選択に最大の敬意を払うことで、お客様にとって(金銭的な意味だけではない)メリットのある選び方を冷静にしていただくことをルールにしています。

他を蔑むことのない生き方や商売を貫く。
差別化っていうのは、何か誰かを批判することではない。

これは、もう、生き方そのもの。

論でも、テクニックでもなく。
心ある生き方で選ばれることを目指していくからこそ、飽きない商売になるのではないかと思うのです。


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  • 西端 康孝 / コピーライター・歌人・川柳家

    コトバノを運営している神戸のコピーライター西端です。川柳や短歌で日常を綴る短歌と川柳とマカロニとというブログや徒然に毎日を表現する川柳をこよなく愛する明石のタコというブログもやっていますので、良かったら遊びにきてください。書いたり取材したり講演の仕事も承っています。
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