過去形で残すことのメリット ― 自分の目次を作ると、自分の強みが見えてくる。
公開日:
:
最終更新日:2011/11/01
140文字でライフハック, 140文字で変わる表現力 自己啓発
始まりに「これをやるぞー」と目標を立てたものの、たいていは中途半端。
目標とは挫折を伴うものですが、省みても、目標の残骸らしきものがたくさんある我が人生だなぁと恥ずかしい気持ちになります(^^;
そんな自分にも、そんな自分だから、褒めてあげてもいいかなと思える過去の思い出たちがあります。
- 明石から姫路までの40キロをジョギングで走り終えたこと
- 魚の骨を上手に取りながら食べられるようになったこと
- 泣かずに歯医者さんに行けるようになったこと
目標を書き出すことは、とても大切。
また、過去の栄光にこだわりすぎることは執着となってしまい良くないこともあります。
それでも
自分の成し得てきたことを棚卸しして、自分の目次を作って強みの見える化を行うと、次の目標実現に向けてモチベーションになる。
こう考えて自分を認めてあげる時間も、作ってあげたいと思うのです。
ひとは、ひとに認められたい生き物。何よりも先ず、自分が自分を認められないで周囲に自分の声を届けていくことは出来ませんよね。
自分を好きでいるための、過去形。自分を許してあげることも、次の景色を望むためにはきっと大切なことなんですよね。
▼関連の深いこちらの記事もどうぞ▼
関連記事
-
-
末長く二人の幸せを祈ってはいけない理由 ~長いと永いの違い
結婚式でピアノの演奏を頼まれたことがあります。 ピアノ演奏[/caption] 演奏直
-
-
マクドナルドのドライブスルーに求めるもの 〜お客さんは何を期待しているか
商品やサービスに対する期待値を上げることは大切。たとえばお店の外観、メニュー、パッケージ。それらすべ
-
-
「無礼講」の反対語の「慇懃講」、この「慇懃(いんぎん)」「慇懃無礼(いんぎんぶれい)」の誤用と使い方に注意!
「今夜は無礼講で」という呼びかけで始まる宴席。実際のところはともかく、参加者の地位や身分に関係なく行
-
-
お裾分け(おすそわけ)の意味と使い方、誤用について ~目上の人に「おすそ分け」って使っていいの?~
「旅行に行ってお土産を買ってきましたので、これ、おすそ分けです」「田舎からたくさん果物が送られてきま
-
-
「世間ずれ」の意味と誤用 ~「世間ずれ」の反対語は「世間知らず」
「彼は世間ずれしている」「彼女は世間ずれしていないよね」という表現が、誤った意味で使われることが増え
-
-
初夏の時期っていつからいつまで? 「初夏の候」という挨拶を使っていい時期と「立夏」との意味の違いについて。2018年の立夏はいつ?
「初夏の候、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます」ですとか「今日はまるで初夏の陽気」という風に使われ
-
-
「混ぜる」と「交ぜる」の違いと使い分けを「さんずい」で覚える!
「絵の具をまぜる」「女の子のグループに男の子が一人まざっている」など「混ぜる」と「交ぜる」という漢字
-
-
「大地震」「大震災」「大災害」 ~正しい読み方は「おおじしん」か「だいじしん」か?
「阪神淡路大震災」という表記の仕方だと、「大阪~神戸~淡路島」の被害が甚大で、明石は被害がなかったよ
-
-
「地獄の釜の蓋も開く」の意味 ~地獄に繋がる京都のお寺「六道珍皇寺」
正月の16日やお盆の16日は罪人を煮る地獄の釜の蓋も開きっぱなし。「地獄の釜の蓋も開く」とは、鬼たち
-
-
「意志」と「意思」の区別と使い分け ~強い意志、尊重する意思
「意志」と「意思」という漢字は、どちらも内面を表す言葉。それぞれの意味もなんとなく似ているような気が