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お得情報は売る側がお得だということを、もう、お客様は知っている。

「アンケートだ、アンケートをとるのだ!アンケートにメールアドレスを書いてもらえ、そしたら後日、ごそーっとメール配信だ。お得な情報配信だ、いったれいったれー」

で、届くようなメールの大抵は「読んでない」ですよね?

あえて言い切ってみました。
いや、きっと読んでらっしゃる方もいるとは思います。でも、配信されたメール全体のうち、どれくらいの割合でその内容は読んでもらっているのでしょうか。

DMの成功率は1%程度なので、分母を集めることが大事なんですよというよく聞くような話は、つまり、99%の人に嫌われる要素を振りまいているのですということは知っておく必要があると思います。つまりそう、お客様は、不特定多数のうちの一人として位置付けられていても、今更何の感動も覚えてくれないわけです。

効率の海に溺れて、僕はだれに嫌われていくのか。

同じ書いていただくのであれば、たとえば相手の方のブログのURLなどを書き添えてもらい、そのブログに自らアクセスして「ブログを読みました、今日はありがとうございました」とコメントを残してみる。そんな心配りを見せられるようでありたいと思います。

数を追いかけて労力を惜しんでいるときにかぎって、自分の心の数は見えなくなるもの。

便利に出来る時代だからこそ、手間という人間性を表現してみたいものですね。


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  • 西端 康孝 / コピーライター・歌人・川柳家

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