*

百冊の教科書に書かれている正論よりも、「しんどかったね」のたった一言が心を溶かすこともある。

「言ってることは正しいと思うんだけど、なんか、疲れるんだよね」と評されてしまう人がいます。

どれだけ自分の知識や技術に研鑽を積んでより良いものを提供しようとしても、そこに人間臭さや曖昧な要素がなければ、相手に断続的な緊張を強いてしまうことになります。無駄を省きすぎて隙をなくしてしまうのは、もしかすると、鉄仮面の奥に自分の表情を押し殺してしまうことになりかねません。

20130508

百冊の教科書に書かれている正論よりも、「しんどかったね」のたった一言が心を溶かすこともある。

知識を積み上げたところで、自分が上から目線になっていないかどうか。積み上げるとは、懐を深く掘っていくことであることを心得ておきたいものです。


▼関連の深いこちらの記事もどうぞ▼

関連記事

katakana

「真っ先に」の意味がある「いの一番」という表現を「イの一番」と書いてはいけない理由

「いの一番」という表現には「真っ先に」という意味がありますが、これを「イの一番」とカタカナで書くと誤

記事を読む

syuuha

政治の世界のニュースでよく使われる「秋波を送る」の意味と読み方、由来について

政治の世界のニュースでは、よく「秋波を送る」という表現が使われます。 「議員のAさんは若い世代

記事を読む

calendar

「抱負」と「目標」の意味の違いと使い分けは何? 「抱負」にはなぜ「負」という字があるのか?

新年にあたって抱負を語る、今年の目標を決めるという風に「はじまり」のときに使われることの多いこの「抱

記事を読む

駅のホームの列車接近案内放送「危険ですから」と「危ないですから」、正しい使い方はどっち?

駅のホームで列車がやってくるのを待っていると、「まもなく列車がまいります。危険ですから黄色い線の内側

記事を読む

「混ぜる」と「交ぜる」の違いと使い分けを「さんずい」で覚える!

「絵の具をまぜる」「女の子のグループに男の子が一人まざっている」など「混ぜる」と「交ぜる」という漢字

記事を読む

omiyage

お裾分け(おすそわけ)の意味と使い方、誤用について ~目上の人に「おすそ分け」って使っていいの?~

「旅行に行ってお土産を買ってきましたので、これ、おすそ分けです」「田舎からたくさん果物が送られてきま

記事を読む

no image

主張のなかの「ありがとう」に、人の器を見た。

「自分はこんなにすごいんですよ、自分はこんなに頑張ったんですよ」 そんな風に伝えたくなるようなとき

記事を読む

ondo

利用頻度は高い?大きい? 頻度は高いのか大きいのか、低いのか小さいのか、正しい使い方と覚え方

あることが繰り返し行われたり、あらわれたりする度合いのことを「頻度(ひんど)」と言います。 今

記事を読む

アンデスメロンの名前の由来 ~アンデス産ではなくダジャレだった

熱を出して苦しんでいた、子どもの頃のある日。 枕元にプラレールを並べて、甘いメロンを食べさせて

記事を読む

no image

「温かい」と「暖かい」の使い分け – 心は寒くて冷たくて。

今日は、あたたかい話題をお届けします。 「温かい」と「暖かい」の使い分けは、それぞれ、反対の

記事を読む

Google


▼よく読まれている記事▼


kokkaigijidou
更迭(こうてつ)、解任、辞任の意味の違いと使い分けについて ~クビにするのはどの言葉?

たとえば大臣が不祥事を起こしたりすると、「首相はA大臣を更迭(こうて

「老舗(しにせ)」という言葉の意味と由来を紹介します

代々続いているお店のことを「老舗(しにせ)」と言いますが、今回はこの

kaifuku
「回復」と「快復」の意味の違いと使い分け ~快復と書いてしまうと誤用になってしまうのか

この記事を書いている今、実は頸椎間板ヘルニアで苦しんでいて、リハビリに

bankokuki
「万端」と「万全」の意味の違いと使い分け、誤用について ~「準備万端」と「準備万全」、正しいのはどっち?

「旅の用意は全部できたよ、さぁ出発しよう!」 このように、あらゆ

tenteki
「お休みさせてください」「お電話します」の「お」は必要かどうか、誤用ではないか、敬語として適切かどうか考えてみよう

欠勤の連絡をするときなど、「お休みさせてください」「お休みさせていただ

→もっと見る

PAGE TOP ↑