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「一時雨」と「時々雨」、「のち雨」の違いは何か ~天気予報の当たる確率

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傘

雨、続く関西。体調を崩している方もたくさん。低気圧が近づくとうちの熱帯魚たちはソワソワし始めて、産卵することがよくあります。満月や新月、そして低気圧。魚たちの小さな身体のどこに、それを感じるアンテナがあるのでしょう。生き物それぞれにある宇宙、実に神秘的です。

一時雨と時々雨の区別

見上げれば憂鬱な雨雲。天気予報に出てくる「一時雨」と「時々雨」の違いについて調べてみました。

一時雨とは連続して雨の降っている時間が四分の一未満のこと
時々雨とは断続的に雨の降っている時間が二分の一未満のこと

24時間のうち、「一時雨」は最長で6時間。「時々雨」は最長で12時間の雨が降る可能性を伝えているんですね。ただ、「一時雨」は「連続して」で、「時々雨」は「断続的に」である点に注意が必要でしょうか。

断続的に雨、ということは、雨が降ったり止んだりするという意味。どちらも傘が必要であることには違いありませんが、「一時雨」の場合は、一度雨が止んでしまえば、もう傘は必要ないというニュアンスで読み取ることが出来ます。一時雨の「一」は「一度止んでしまえば」の一という覚え方をしておくと、天気予報の伝える内容もイメージしやすくなります。

のち雨は、いつから?

晴のち雨という表現の「のち」。順序を表す「のち」ですので、晴れの後に雨が降るということは間違いないのですが、それではいつから雨が降り出すのかわかりません。天気予報では、お昼頃を境に天気が変わるとき、「のち」という表現を使うのだそうです。晴れのち雨という予報であれば、午前中は傘は必要ないと思いますよーという伝え方をしているんですね。

天気予報の当たる確率はどれくらい?

気象庁は降水の有無の適中率を公表しています。つまり天気予報の当たり外れについて公開しているんですね。

気象庁 | 降水の有無の適中率の例年値

この表をみると天気予報の通りに明日雨が降る確率は80%。天気予報の当たる確率は80%程度という評価が出来そうです。さて、皆さんはこれについてどんな感想を抱かれましたでしょうか。梅雨明けのまだ遠い6月後半。重たい空に負けないような時間を過ごしてくださいね。