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海藻と海草の違い ~昆布がおせち料理に入っている理由

塩昆布!

塩昆布!

今日は結論からいきましょう。

海草には、根、茎、葉の区別がある、種子で増える
海藻には、根、茎、葉の区別がない、胞子で増える

昆布やワカメ、海苔などは根、茎、葉の区別がない(つきにくい)ですよね。だから海草サラダと書くのは間違いで、私たちが普段食べるものは海藻サラダと書くのが正解です。海藻にも根のようなものが見える種類もありますが、それは栄養を吸収するためにあるのではなく、自分自身を岩などに固着させるために機能しています。

ダシをとった後の昆布も料理に使えるらしい

ダシをとった後の昆布って、まだ栄養素がたくさん残っているのだそうです。

エコん部:エコレシピ | 株式会社くらこん

ある程度の量になるまで冷凍庫に保存しておいて、佃煮やサラダなどに使うと美味しくいただけるのだそうです。知りませんでした…。

昆布がおせち料理に入っている理由とは?

喜ぶ=「よろ+こんぶ」とかけているのがその理由、まさに縁起物ですね。

ここからは余談。
フジッコという会社、名前は「フジ」ですが、実は神戸の会社なんですね。下記引用元URLでは、その興味深い佃煮開発のエピソードを読むことが出来ます。

当時の昆布の佃煮は塩分が高く、販売方法も量り売りであり、しかも多くが贈答用の高級品だった。が、ふじっ子煮は安価、低塩かつ長期保存できる、プラスチックパックで個包装された商品だった。低塩で長期保存できる昆布の佃煮は業界でもめずらしく、まさに革命的商品として他に先駆けて発売された。

引用元:「ふじっ子煮」-安価で長期保存できる昆布佃煮をゼロから開発|飲食品でヒット商品をつくる|J-Net21[中小企業ビジネス支援サイト]

また、真偽がはっきりしないので引用はしませんが「大阪城築城のとき、その石垣を運ぶのに昆布のぬめりを利用した」という話もネット上にはありました。昆布、栄養素が豊富なだけでなく、その性質から色々な場面で利用されていた可能性があるんですねぇ。


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  • 西端 康孝 / コピーライター・歌人・川柳家

    コトバノを運営している神戸のコピーライター西端です。川柳や短歌で日常を綴る短歌と川柳とマカロニとというブログや徒然に毎日を表現する川柳をこよなく愛する明石のタコというブログもやっていますので、良かったら遊びにきてください。書いたり取材したり講演の仕事も承っています。
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