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「鬼の霍乱(かくらん)」の正しい使い方 ~iPhoneが熱中症になるのは鬼の霍乱?

真夏の車のなかにiPhoneを置きっ放しにいていると大変危険です。iPhoneは35℃までが普通に使用出来る温度で、使わないときでも45℃以下の環境に置いておくことが推奨されています。触れるのに躊躇するほど熱くなるiPhone本体、お気を付けください!

鬼の霍乱(かくらん)の正しい使い方

「普段偉そうに話してばかりいる人が今日は大人しいね、鬼の霍乱だね」と、「珍しいこと」の意味で使われることの多いこの「鬼の霍乱(かくらん)」。鬼でも取り乱すことがある、鬼でも日常と異なることがあるというイメージを「乱」という字から連想しがちですね。

「鬼の霍乱(かくらん)」とは、頑強な人が珍しく病気にかかること。

霍乱(かくらん)とは、漢方医学用語で日射病や食中毒のこと。錯乱と紛らわしいですが、霍乱は医学用語だったのです。いつもは丈夫な鬼でも、日射病や熱射病になってしまうことがある。体調を崩すことがある。それが鬼の霍乱の正しい使い方なんですね。単に「珍しい」という意味だけでこの諺を使うのは誤用となります。

熱中症になってしまったら

日射病や熱射病、熱中症の症状には吐き気もありますが、吐瀉物が逆流して喉を詰まらせないようにすることが大切。「冷やす」「寝かせる」と同時に、顔を横に向かせてあげる配慮も必要です。また体力の弱った意識のはっきりしない状態で無理に水分を摂らせようとすることも、誤嚥などの危険性を伴います。躊躇せず、医療機関への連絡を行うようにしたいですね。

どれだけ自分の体力に自信があっても、30℃を超える気温のなかで正常でいることは簡単ではありません。それこそ「鬼の霍乱」とならないよう、涼しくなるまでを上手に過ごしていきましょうね。どうぞご自愛くださいませ。

▼ついでに読んでもらえると嬉しいです(川柳ブログ)
【川柳】鬼だって泣くんだ 濡れていた平手


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  • 西端 康孝 / コピーライター・歌人・川柳家

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